外谷製紙株式会社

異素材であるゼオライト、紅花、ウコン等の天然素材を和紙に混ぜることにより、生活に密接した高機能の製品を産み出します。

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創業百余年の技 TOYAの和紙

伝統和紙と新素材加工和紙

書道半紙づくりから機能和紙の製造まで

 

弊社は百余年前から現在に至るまで、書道用和紙を作り続けています。

ご愛用者は個人のお客様はもとより、書道教室、各種学校などでもご使用いただいております。

この製紙技術を活かし、様々な機能を持つ加工紙の製造に取り組んでおります。

他社では真似のできない和紙原料に異素材をすき込む機械製紙技術で、各種オリジナル製品やOEM製品を少ロットからローコストで製造することが可能です。

近年島根大学医学部附属病院の病室壁紙に採用され、高い評価を得ております。



■TOYAは、暮らしにやすらぎをもたらします。

弊社は、創業以来守り続けてきた伝統の技術を活かして、新しい時代の新しい価値をもった和紙づくりに成功しました。伝統の和紙にトルマリンとゼオライトを漉き込んだ「トルン・シーツ」。発売以来、年代を問わず多くの方から「気持ち良く眠れる」「目覚めが爽やか」といった声がたくさん寄せられ、その効果は福祉介護分野でも特別養護施設のベッドシーツに採用されるなど、高い評価を得ています。

また製薬会社との共同開発からは動物用医療商品「クリニバン」が生まれました。

傷を保護しながら創面の環境を良好に整える高い創傷治癒促進効果は、多くの医療機関が使用していることでも証明されています。

人にも環境にも優しい和紙の特性は、和紙洗顔シートとしても活かされています。素肌を守りながら優しく洗い上げるこの商品は雑誌などでも紹介されて反響を呼び、今後エステ部門への展開が期待されています。


電子顕微鏡で見た和紙繊維と天然鉱石
(協力:島根県立産業技術センター)

紙を漉く工程で、和紙繊維にトルマリンとゼオライトの微粉末を混入します。繊維に対する鉱石の重量比は約50%まで高めることができました。さらに和紙繊維が切れても鉱石の微粉末が飛散しないよう工夫を重ねています。


■TOYAは、新鮮をまもります。

トルマリンとゼオライトを和紙に漉き込んだ「FFシート」、その保護・保存効果にさらなる実用化の要望が届いています。

製品ひとつひとつを「FFシート」で包装したり展示室の床に敷くなど、保護・保存効果を活かすため、野菜や魚などの生鮮食品分野や内装材などの住環境分野への応用・実用化を急ぎ、新たな商品開発を進めています。

古くから和紙は「呼吸する素材」といわれています。

トルマリンとゼオライトを含んだ「FFシート」は、湿気はもちろんアンモニアや大腸菌を分解・死滅させ、活性酸素の発生を抑えます。その結果、腐敗を遅らせて鮮度を保持する働きをひきだすと考えられます。



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